派遣薬剤師で働いてみよう!|求人探しの注意点

派遣薬剤師も知っておきたい薬剤医療情報を解説しています

 

マイナンバーとは


マイナンバーとは

近年注目されている話題の1つに、マイナンバー制度というものが存在します。このマイナンバー制度とは、日本国民全てに個人番号を割り当て、それを国内における医療、年金、保険、介護、福祉、労働、 そして税務関係のあらゆる機関が共有することでそれぞれの情報を紐付けし、情報を有効にかつ安全に活用しようとする試みのことです。アメリカ合衆国やヨーロッパではイギリスにおいて既にこのような試みが開始されており、 情報の共有と活用がはじまっているのです。

では、このマイナンバー制度が普及した場合、薬剤師のお仕事にはどのようなメリットがあるのでしょうか。まず、この制度が医療関係機関にもたらす影響といえば、健康保険証、 介護保険の被保険者証など複数の保険証の情報が統括できるようになります。つまり、それぞれの制度で個別に行われていた個人情報の管理が一括でできるようになり、マイナンバー制度によって割り当てられた番号を照会することによって、 どのような保険証を取得しているのかが、各医療機関、薬局などで瞬時に把握できるのです。

派遣で働く薬剤師の場合、それぞれの職場で違ったレセコンや情報管理を行っていると、職場を変わる後ごとにその操作方法を覚える手間がありましたが、そうなれば、派遣薬剤師が薬局や病院内で薬を処方する際に、 マイナンバー照会を使って保険証などの提示がなくとも、どのような種類の保険が適応になっているのかを把握することができます。つまり、薬の受け渡しに掛かる時間が大幅にカットできるだけでなく、 カルテへの記載漏れや記載間違いなどの人為的ミスも極力無くせることも期待できます。

薬剤師は正社員であっても派遣社員であっても、お薬を手渡す際にはお薬手帳というものを患者さんにわたし、そこに薬歴の管理を記載して患者さんひとりひとりの覚書としています。 それと同時に、薬局内でもどの患者さんにどのようなお薬をいつ、どれぐらい渡したかという項目は、とても大切な情報として管理されています。これは、患者さんの重複投薬をふせぐためのものであり、 患者さんの命を守るための大切な作業です。この作業にマイナンバー制度を取り入れれば、たとえ複数の薬局で投薬を受けていたとしても、それが重複していないか、危険な組み合わせになっていないかなどを薬剤師がチェックすることができ、 間違って患者さんの手元に過剰なお薬が渡ってしまうといった危険性もなくなります。

また、マイナンバー制度を使えば、薬局であっても医療機関のカルテ情報などを照会できるので、その診療内容に合わせて正しい調剤ができるようになります。病院で発行される処方箋に記載された情報以上の詳しいカルテ情報が分かるので、 薬剤師としても専門知識を活かして患者さんに1番相応しい投薬を行うことができるのです。